★ 競艇21世紀 ★.



新世紀のスターは?@
21世紀を迎え、競艇界の新しいスターは出てくるのだろうか?昭和の時代の競艇界は「艇王・彦坂郁雄」が中心となり、様々な個性を持ったスターがいた、「名人・芹田」、「神様・倉田」、そして「ターンの魔術師・岡本義則」「勝負師・北原友次」「モンスター野中和夫」、他にも二つ名の選手は「闘将・嗣政」「インの鬼」といえば「常松拓支」「鬼バタ」・・・数え上げれば、きりが無い、皆それぞれ個性が有って、選手に付いた名で有る、10年経って一人前と言われ、新人は外からのレースを強いられていた、現在の様に、1年足らずの選手がインに入って活躍したりする事は有り得なかった、それが良いか悪いかは解らないが、選手に個性が無くなる事は確かなようだ、現在二つ名の付く選手は何人居るだろうか?これからは皆無に成るのではないだろうか?選手の寿命も短くなり(全盛の時期)艇界のトップは2〜3年で変わって行くのでしよう、個性が無くなってコース取りからして難しく、専門紙の進入想定も殆ど当たらない、そこに3連単などと言う難しい舟券が登場して、益々難しくなってきた。3連単の平均配当が8000円を超えるとか?と言う事は、普通の人は20〜30レースに1度、2〜3開催行って1度当たるかどうか(勿論買い方にもよるが)と言う難しいレースになっている。当たらなければ2連単に戻れば良いと言う声も聞くが、はっきり云ってナンセンスな意見で有る、パチンコのフィーバ台が、昔のチューリップ台を駆逐した様に、3連単を買ったら、2連単には戻れなくなる、全場で3連単が売り出される頃には8割以上が3連単に移行される事でしよう。当てやすいからと言って、複勝や単勝の売り上が殆ど無い現状を見れば一目瞭然てす。益々取れなくなる競艇ですから、今後は、スタート練習の復活までは無くても、せめて選手の個性を生み出す方法を検討して見ては如何なものか。スター選手の名前を見たらある程度コースが想定出来なくては舟券の検討が出来ない。枠番通りの進入を予想しても面白くも無い。スター選手ならコースは何処を取って、ある程度展開も予想出来なくてならない、それが個性となる。連合会は是非ともその辺を考えて改革して欲しいですね。SGが増えて、G1の一般化が心配される昨今、制定50周年の記念レースも開催される事と思いますが、是非とも面白いレースでファンが増えればよいですね。平和島の賞金王は3万人を越す入場者で、盛り上がったのですから期待したいと思います。そして、21世紀の大スターが登場して欲しいものです。きっと21世紀のスターは4000番台から登場するのでしょうね。4000番台の選手は迷わず買い?。2〜3年内には記念の半分は4000番台に成る事でしょう。・・・


新世紀のスターは?A
2002年に年も移り、競輪の3連単発売開始に続き、中央競馬も「馬番連単」「馬番3連複」の発売開始を発表、レースは一攫千金を狙った人々のギャンブル場と活気付く事でしょう。
競艇はと云えば4000番台の選手が新しい時代の全速モンキーで、ベテランを切りきり舞させている。旋回技術よりもスピードが上回る新時代の競艇が着々と形成されようとしている。若ければ若い程ターンに勢いが有り、スピードも乗っている、選手の養成は14歳からと引き下げられ、これから益々若い10代の選手が出てきて変えて行く事でしょう。
こんな時代に、連合会からファンが選ぶ歴代の競艇選手ベスト10なる物が発表された、何とピンボケな企画かと苦笑してしまう、1位が植木通彦、10位が彦坂郁雄と並ぶ順位に何の意味が有るのか、どちらが強いと言う事は問題としないが、競馬の「シンザン」「ハイセイコー」「ルドルフ」「ナリタブライアン」「オペラオー」を並べで昨年若しファン投票したら「オペラオー」が1番「シンザン」が最後と云っている様なもの。基準も無く順位を並べる事に、「野中和夫」「彦坂郁雄」の全盛を知るオールドファンから批判の声を数多く聞いた、「植木通彦」は確かに現代のスパースターで有る事は周知のとおりだが、時代の違う選手と並べるのは意味が無い
若し並べるとしたら記録でしか無い、記録で並べると
記念タイトル数、野中和夫56個で2位、今村豊36個で5位、植木通彦22個で11位タイ、SG優勝回数では、野中和夫17個で1位、植木通彦6個で5位、今村豊5個で6位
勿論2001年終了時点です、今後更新される記録なので現在の順位、10年後いや5年後にも情勢は変わってくる事でしょう。
今村豊が全ての記録を塗り破るのではと期待していましたが、困難な状況になっています、植木通彦も既に過去の勢いは無く、ここ2〜3年で、若手主体のメンバーに翻弄される事は目に見えています、時代は速いスピードで移っています、現在の頂点に立っている選手は、どれだけの結果が残せるか、どれだけのイメージがファンに残せるかが、10年先の評価になる事でしょう。
もう間違い無く4000番代の若手選手の時代が来ています、若手がスター選手に物怖じせず果敢に立ち向かっています、今まで全速ターン、モンキーターン、ハイテクターンなどと呼ばれ、ベテランを翻弄して来たスター選手が、生きの良い新人の全速ターンに潰される光景を見ると、時代の移り変わりを感じさせられます。昨年の多摩川47周年準決勝で2番手を先行する「烏野賢太」を「白井英治」が3周全速フルターンで追廻し、最後に抜いてしまったレースなど、時代の移り変わりを感じずにいられない光景でした。これぞ21世紀の競艇なのです。
ベテランはもう若手には勝てない、舟券は消しなのか、お荷物選手として舟券の対象として無視した方が良いのだろうか?、そんな事は有りません、21世紀の舟券で穴買いのベテラン選手は次回に掲載します。


新世紀のスターは?B
2003年になって、競艇の世界も変化しつつ有るようです、何かと批判の有る「スタート展示」が実施され、全艇スロースタートも珍しくなくなった昨今のレース、4コースのカドを取って捲るレースなんて、滅多にお目にかかれなくなりました。捲るのも2〜3コースのスロースタートからの捲り、捲ったと思った1マークに差しに構えてしまう、捲り差しなんて戦法がのさばってしまった。競艇の舟券は捲る選手とイン逃げの選手の走りを想定して、誰が差して来るから〜と展開を想定するもの、イン逃げに他の選手が全員差しに入って誰が抜けて来るなんて読みは邪道もいいとこ。ほとんどサイコロ振るのと変わりない展開予想に興味半減だ、最近の予想は、素人もベテラン予想屋も変わらない、予想屋なんか要らない時代に成ってきました、誰が伸びてる、誰のエンジンが抜群なんて事は予想屋に聞かなくても解る、予想屋の誰がこう捲って、誰が差して来るなんて予想は、まず当たらない昔の展開を面白く話しているのだから、そんな展開なんて滅多にならない、初心者が思いつきで言った選手が展開で来てしまう、予想屋が誰も予想しない展開だから。
選手間では技量置き去りエンジン出し優先の争いに、ペラ次第でA,B級入れ替わる時代になってしまった。エンジンさえ出れば内コースを取り展開を突いて甘い汁をすえる、そんな時代になってしまったのだ。減量をしたり、ペラを研究したり、「シラケン事件」等と云う整備違反も出て競艇界も暗雲立ちこもる時期に突入した、こんな時代に本格的なレーサーは出でこないだろう。内のコースは年を取って外から勝てなくなってからでも充分間に合う、外から満足にレースが出来ない選手が内に入って勝率を残す、こんな若い選手を記念に配分する連合会にも問題は有るとおもうが。
イン志向で早くから記念路線をカッポし記念タイトルはすぐにでも手にすると思われた守田俊介が記念を勝てないでいる、後輩で10名以上も記念を勝っているのに、本人も焦っているのか最近はセンタ戦も見せているが、はっきり云ってイン戦で売り出した選手の外のレースは迫力に欠ける、外で記念を取った選手は内に入ってもサマになっているのに。守田もその内には記念を取るので有ろうが、かなり遠回りをしたと云える。
4000番代の選手と3000番代前半の選手とでは、すでにスピードに大きな差が出てきている、4000番代の選手が中心と成るのはもう時間の問題だが、はっきりスター候補と云う選手は現状では上げられない、前述の内有利の状況では内に入って勝率を稼いでいる選手が記念路線で簡単に勝てるとは言えない。今4000番代の選手で評判の選手より、今は思うように勝率は残せてないが、着実にレベルアップしている選手が大勢いるので、その中からスターが出て来る気がしてならない。若手は見るたびに成長著しいので今年中には頭角を現して来ることと思われます、そんな年に金の卵を探してボート場通いに専念したいと思います。









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