大量の画像の分類、これは簡単には解決出来るものでは有りません、なぜなら10万枚の画像を全て閲覧するとしても、1枚3.6秒で見ていくと、見るだけで100時間かかります、こんな長時間は見続けられません、分類となると尚更、不可能と成ります。
(1) ネットから画像をダウンロード
※1 タイトル画像とは、GmanXを使用する時にフォルダの内容を把握する為の表紙になる画像で、通常はこのフォルダに継続的に存在する画像を指定します。サブメニューから「タイトル画像」を指定すると、ファイル名が()で括られたタイトル画像が作成されます。ファイル名の拡張子を除いた部分を()で括りタイトル画像に簡単にする事でも良いでしょう。例、(Pic).jpg ※2 ショートカットの作り方は、「C:\ダウンロード画像」のフォルダをマウスの右ボタンでドラッグして、My Picturesにドロップして、ポップアップメニューの「ショートカットをここに作る」のメニューをえらべば、My Picturesにショートカットが出来ます、出来たショートカットは「ダウンロード画像〜ショートカット」となっていますので、軽くこの名前をクリックして「ダウンロード保管庫」とでも名前を変えておきましょう。変えなくても良いが、「〜のショートカット」は削っておいた方が見やすい。 ※3 区分ファイルとは、「Pic01.jpg」〜「Pic21.jpg」、「Grp00.jpg」〜「Grp18.jpg」、等の様にファイル名の前半部分の区分部分「Pic」、「Grp」が同じで、添え字の数値が付いているファイルで、添え字の番号部分だけが違うファイルを同じ種類区分のファイルと見なして、GXシリーズでは「区分ファイル」と呼んでいます。区分ファイルは同じ区分に分類される事が条件とされ、分類される場合は、同じフォルダに分類される物とします。 ※ Gmandir これ以降「\Gmandir\」と云うパスが頻繁に出て来ます、このGmandirの中に複数の子フォルダが束ねられておりGmanXが管理上使うフォルダになっていて、GmanXでフォルダを作成した場合、必ず「Gmandir」と云うフォルダが作成され、その中に複数のフォルダが作成されます。Gmandir中には、子フォルダのみが有って、画像ファイルを置く事は出来ません、ここに画像ファイルを入れても、GXシリーズでは認知されません。GXシリーズで勝手に作って管理しているフォルダで、GXシリーズを使うユーザーは一切意識しないで使えます。 勿論、フルパスには含まれますし、エクスプローラで見た場合は認知出来ます、この場合も複数のフォルダと画像を「Gmandir」が区分するので、大変見やすい構成になります。 ◆ メインフォルダの起動 分類するMainのフォルダを開きます。 ここでは「C:\MyPhotoRoom\Webgrp\」がメイン・フォルダとなりますので、ここを親にしてGmanXを起動させます。 [C:\MyPhotoRoom\Webgrp\]には、画像が最低1枚必要なので、タイトル画像を作って入れて置きます。 のボタンを押して、SubBoxを表示させます。 しかし、ここでは、SubBoxはまで無いので、「SubBoxは有りません、SubBoxを作ります」とメッセージが出るので 「OK」を押して、SubBoxを作ります。メインのフォルダの下に分類フォルダが22個作成されます。 メインフォルダ名を「Webgrp」として、子フォルダを作成します。 [C:\MyPhotoRoom\Webgrp\Gmandir\(01)Sub\]〜 [C:\MyPhotoRoom\Webgrp\Gmandir\(22)Sub\] フォルダ名「Webgrp」は「ネット画像」とでもSubBox名を変更します。 「(01)Sub」〜「(66)Sub」も随時、適切な名前に変更します。 ◆ GmanXを使った分類の開始 前準備が調ったところで、本格的な画像管理の分類を始めます。 最初に未分類画像のフォルダを読み出します、 メインボックス画像上でマウスのの右ボタンをクリックしてポップアップメニューを表示させて「MainBoxの変更」-「MainBox開く」を選択します。 ここで画像ファイルの選択ダイアログが開きますから、前に作成された「(01)未処理」のフォルダを表示させて任意の画像を選択します。 これで、メインボックスの画像が変更され、未分類の画像になります。 ※この時、(TEC)ボタンの上の、情報ラベルをマウスの右ボタンでクリックしても、選択ダイアログが開きます。 ★ 画像の移動 画像をメインボックスに表示させたら、先頭のファイルを表示させます、右側のファイル名リスト一覧(リストボックス)で、反転されているファイル名がリスト上で先頭になる様にします。 メイン画像の変更は右下の[▲][▼]ボタン、又はリストのファイル名を直接クリックで変更されます。 先頭の画像が表示して、タイトル画像が表示された場合は、次の画像を表示させます。 現在表示されている画像が最初に分類される画像です。 この画像をドラッグして、 ★ ドラック・ドロップ メインの画像上でマウスの左ボタンを押し下げます。(左ボタンではメニューが表示されます) マウスカーソルが、画像を持った手に変わる事を確認して下さい。ボタンを離すと元に戻ります。 マウスの左ボタンを押したまま、マウスカーソルを左上の「(01)Sub」のフォルダ上迄持って行きます、途中でボタンを離さないようにして下さい。「(01)Sub」の上のサムネール画像が表示される四角の枠部分迄移動すると、マウスカーソルが、画像を持った手から画像を離した手に変化します、ここで、マウスの左ボタンを離します。 メインボックスに表示されていた画像が、「(01)Sub」の枠内に小さな画像になって表示されます。メインボックスの画像は次の画像に変更されています。この一連の操作をドラッグドロップと云います。GmanXではこの操作で画像を移していきます。 ★ 繰返しボタン ドラッグドロップで画像を移動した直後に「繰返」ボタンがアクティブになっている場合は、この「繰返」ボタンをクリックする事で画像を移動する事が出来ます。 ★ 繰返しボタンの自動化 上記の繰返しボタンを、マウスの中央ボタンでクリックする事で、繰返し操作を自動で行なう事でが出来ます。自動を中止する場合は、隣の「止」ボタンをクリックします。 この繰返し操作は、区分ファイル内で繰返し処理されるので、違う区分ファイルになると、自動で止まります。 ★ 戻すボタン ドラックドロップ、又は繰返しボタンで移動した画像が戻す事が出来ます。この場合「戻」ボタンを押す事で戻せます。但し「戻」ボタンがアクティブに成っている場合のみです。アクティブでない場合は戻せません。その場合はドラッグドロップを逆に行なって戻す事になります。 その他の、画像移動の詳細については、リファレンスをお読み下さい。 これらの移動処理で、未処理画像を順番にフォルダに分けていきます。 では、この処理でどのように分類するかを考えます。 ◆ フォルダの分類区分 人物の分類の場合、名前で分類分けするのが最もポピュラーな方法ですが、ネットからダウンロードした画像を集める場合など、名前と画像が結びつかなかったり、名前が不明で個々に仮の名前を付けたりしなければ成りません、外人有り、日本人有り、まず名前を付けたとしても、画像から名前が見つからない、名前から画像を探せるのは、全ての人物を知っている場合、常に名前から画像を探す場合など、特別な場合で無差別にネットから収集した、世界のグラビア写真などでは全く意味が有りません、顔は覚えが有る程度の画像を探す場合は名前では探せません。各個人の画像を保存するフォルダ名は人物の名前と同じにする事にしても、名前の順番にならんでいる事に意味を持ちません、名前の順番では探す事は不可能です。 では、どの様に分類するのが良いのでしょうか、それは特徴区分とでも言いますか、多くの個性から分類していきます。 まず、最上層の区分は、人種と外見の特徴などで分類します。 「アジア系」「欧米系」「ラテン系」「アラブ系」「日本人」と「金髪」「黒髪」「ブルネット」等、大まかな区分をします。 特別重なる区分が有っても良く、「欧米系」と「金髪」が重なってもより特徴的な分類に分けていけばよい事になります。 勿論、最初から完璧に分類出来る方は、完璧に分類する方が、より好ましい事は言うまでも有りません。 仮に「日本人」の区分の下に外見上特徴を区分分けをするのも良いでしょう。「スリム」「小太り」「色白」「童顔」・・・など、自分だけの分類だから、どのような分類でも好き勝手に分類出来る事と思います。 この2段階、3段階に分類されたフォルダ階層の下に、個人名のフォルダを330人分迄、作成出来ます。330の分類された区分の下に330人分のフォルダを作ると、10万人のフォルダが完成します。3階層にすれば、無数のフォルダが出来ます。 この様に自分が分かり易い区分に分類していけば、10万枚程度の画像なら、余裕の管理が出来てしまいます。 探す場合も、特徴的な区分を探して掘下げていけば、最大でも330人以内の中から探す事が出来ます、15ページ以内に収まるので、 仮に最大数から探す場合でも、15ページの画面を探す事で見つかります。 ◆ お好みのフォルダリストの作成 このフォルダ構成から、自分のお好みリストを作成すれば、330人のフォルダを登録出来で、一つの区分として処理できます、このお好み区分リストは、好きなだけ自由なリストを作成出来るので、特に使用頻度の高い区分は、このお好みリスト化しておけば探す手間も省け、このリストに沿って、全てのフォルダ(人物)間をスライドショーしたり出来るので、使い道は多いでしょう。 このリストは「Gmanリスト」と言い、GXシリーズでも使う事が出来ます。 尚、ここで紹介した分類はあくまで参考例で、必ずこの様に使用しなければならないと言うものでは有りません。 GmanXは、使用者が自分の一番使いやすい方法で管理する事をお薦めします。分類方法は無数に有ります、GmanXは、様々な分類に役立つ機能を満載しているツールとして開発されています。使用者が、この様な機能が付いていれば便利なのに、と言うご意見に前向きの姿勢で取り組んでいきます。将来のバージョンアップでは組み込まれている事を期待して下さい。 『 GXシリーズの解説 』は下記をご参照下さい。★ 「GmanXの初歩@・動かし方」★ 「GmanXの初歩A・フォルダ移動のしかた」 ★ GmanXって何? ★ はじめてのGmanX基礎解説 ★ GmanX操作リファレンス ★ GmanXのマニュアル ☆ GmanXのマニュアル(PDF版) ☆ GxSortのマニュアル(PDF版) ☆ Gxviewのマニュアル(PDF版) Tecproホーム フリーソフトのダウンロード
. tecpro2005(c) |