GmanXU基礎解説

   グループフォルダ   

   ☆★ GmanXUのグループとフォルダ

GmanXUを使う場合、グループフォルダの概念が分からないと、複雑なフォルダ構成を使いこなせない。
ここでは、グループフォルダとその扱い方を説明する。
グループ・フォルダが理解出来れば、GmanXUは自由自在に、楽しく画像管理が出来る。


◆グループフォルダ

GmanXUは、画像をフォルダに保管します。
画像管理なら普通の処理です、しかしフォルダに名前をつけたりして普通に保管するのでは、
画像が増えてくると、フォルダも増えてしまい、お目当ての画像がどのフォルダなのか見つからなくなる。

フォルダを管理するには200〜300個になるとフォルダ内の画像リストを作ったりしないと捜せなくなってしまう。
またひとつのフォルダには画像数100枚ぐらいが適量で、一つのフォルダに画像数があまり多くなると、
使いづらくなってしまう。

仮に、100枚ずつフォルダに入れた場合10万枚の写真だと1000個のフォルダが出来てしまう。
1000個ものフォルダを使いこなすのは大変だ。1000個のフォルダだと仮に、フォルダのリストを作ったとしても
余程上手に作らないと、こんなリストは使い物にならない、見る気にもならない。

また、1000個ものフォルダなら作成の手間は勿論、じっくり構成を考えないと整理が付かなくなる。
いかに上手に作ったとしても、写真数が増えてくると多分作り直しは必死となる。
1000個を超えるフォルダの手直しとなると、もうお手上げで諦めるしかない。

さらに1000個のフォルダに上手に写真を振り分けるなんて事は不可能としかいえない。
これらの困難な状況を打破する為にGmanXは作られている。

GmanXUでは、フォルダをグループ化している。

右図を参照すると、フォルダを幾つか束ねてグループ化した構成図で有る。
グループ化したフォルダを、さらに親フォルダにグループ化されている。

GmanXUでは、これらのグループ化したフォルダを一覧表示して、任意のフォルダ内を簡単に参照できる。

これらのグループを上下左右、親フォルダグループ、子フォルダグループ、同列のフォルダグループとGmanXUは自由自在に 移動出来て、一覧表示して任意のフォルダ内の画像を処理出来る。

330個までのフォルダを、一つのグループに出来、グループ内のフォルダの下に、幾層にもフォルダグループを作る事が出来る。 このフォルダグループを束ねるのが「Gmandir」と言うフォルダを束ねるだけのフォルダを、GmanXUは作る。 右図で言えば、[グループ]と記された位置が「Gmandir」になる。GXシリーズでは、この「Gmandir」は表示されない見えないフォルダ となる。ここに画像を入れて処理する事は出来ない。グループ化されたフォルダを束ねているだけのフォルダで有る。 「Gmandir」が有ると、そこに束ねられたフォルダグループが有ると言う事で、GmanXUでは、フォルダのラベルが紫色になって認識出来る。

GmanXUは、フォルダ管理と言うより、グループ化したフォルダ管理と言え、フォルダグループ単位で処理する。 グループは何層にもグループを作っていくので、無数のフォルダとそれに対応したグループが作られ縦横に処理している。 その為のグループ数も無数に作る事が可能である。

フォルダと同様にグループを増やしていくと、グループ自体も構成や位置関係が煩雑になり使いずらくなるが、 GmanXUでは、それらの対応もなされていて、複数階層の行き来も簡単に出来る。

グループ自体は、親(上層)のフォルダの傘下に属し、親(上層)のフォルダも一つのグループに属している事が有る。 グループ内の一つのフォルダを親フォルダとして、子グループが形成される事も有り、何の制約も受けずに上下にグループを作る事が出来る。

この為にGmanXUを使う者は、独自のグループ化されたフォルダ構成を築くことが出来る。右上図を何層にも重ね合わせた構成が可能となる
特殊な例では、グループ化されたフォルダとは別のグループのフォルダを、同じグループとして処理する事も可能で有る。 この様な例は他にも沢山有り、かなり自由度の有る処理も普通に出来てしまう。



◆グループ移動

大量の画像を沢山のフォルダで管理した場合、一番重要なのは目的のフォルダに行き着く為の操作で有る。 通常、画像のフォルダ管理の場合、階層化する事が困難とされている。階層化するとエクスプローラの様なツリー状に表示すると フォルダ内の内容が分かり難くなってしまう。アルバム風に画像付き一覧表示すると階層化表示が分かり難くなってしまうからだ。

一覧表示でフォルダ内容を認識するには2〜300個が限界と言える。フォルダ内の画像を調べるのはより困難となる。 10万枚もの写真を簡単に整理が出来るソフトを使っているなら、それはかなり高性能なソフトを使っていると言える。 1万枚を超える画像を管理するのに不満の無い、使い易いソフトはそうは無いだろう。 フォルダを1万個も作れるものも多分無いで有ろう、仮に有ったとしても、1万個のフォルダをどう扱うかとなると 多分使いこなせないはず。1万個のフォルダを作るのにどれ程手間がかるか。画像を振り分けるだでどれだけの日数が?

GmanXUでは、数万個のフォルダをフォルダを簡単に作成して、画像を振り分け管理が出来る。 その為の楽々機能と、オート(自動)機能が満載だ。オートリネーム機能なる物も有り興味津々。 しかし、これらの機能は本流では無い。大量の画像管理する場合の大量のフォルダを管理するのに一番重要な機能は 目的のフォルダにいかに処理が移行出来るかに有る。

大量のフォルダが有ると、目的のフォルダへ到達するのに、エクスプローラでも深い階層まで[+]のボッジを開いて行くのは大変な作業、 GmanXUでは、これらの処理が大変効率的に作られているので、複雑な深い階層のフォルダまで到達するのに、エクスプローラより早い事が有る 時に、GmanXUではビジュアルに画像を見ながら階層下にもぐって行ったり、上層に上って行ったり出来るので目的のフォルダに簡単に行き着ける

GmanXUはグループ毎に行き来するので効率的な移動も可能になっている。


左図の矢印キーは、グループを上下左右に移動出来る。 上下方向キーは、現在処理しているグループ、若しくはフォルダから親グループ、子グループに移動出来る。 左右方向キーは、現在のグループの親グループの別のフォルダ下のグループに移動するキーだ。


詳細を記すと。

上矢印 = 現在のグループの親フォルダが所属しているグループに移動する。
       当然親フォルダのグループが有る時のみアクティブになる
下矢印 = 現在選択されているフォルダの子グループに移動します。当然、
       子のグループが有る時のみアクティブになる
左矢印 = 現在のグループの親フォルダが所属しているグループ内の、
       親フォルダの手前のフォルダの子グループに移動する。
右矢印 = 現在のグループの親フォルダが所属しているグループ内の、
       親フォルダの次順のフォルダの子グループに移動する。

左右キーは、上のグループ図の二つ並んでいるグループに移動すると言う事だ。
このキーが無い時は、一旦上の親フォルダのグループに移動してから、次の子グループに移動していた。
このキーで簡単にフォルダが移動出来るので、このキーをマスターする事が上達の早道だ。

このグループ移動する事でグループの意味を理解出来る。フォルダはグループの構成要素。
グループ移動には、他にコンボリストから移動や、ポップアップメニューによるフォルダ選択移動、
など他にも移動の手段がある。



◆フォルダ

最後にグループを構成しているフォルダの説明。
フォルダは画像を保管しておく場所、GXシリーズでは、フォルダも画像と同じ様に、
フォルダの名前とは別にGXシリーズで使用出来るGmanボックス名を付ける事が出来、
何時でも自由に付替えが出来る。グループ内の並びも簡単に変更出来る
並びの変更は、GxSortを使えば一覧表示はもとより簡単に思い通りの並びに出来る。
フォルダ内の画像も簡単に見る事が出来、一覧表示も簡単で、
Web風に、インターネットエクスプローラで一覧表示も出来る。
勿論、画像の並びを変えたり、画像名の変更も出来る。

グループを構成するフォルダを簡単に一括で作成する事が出来る。
エクスプローラなどを使ってフォルダを作るのは簡単ですが、
数が多くなれば、簡単な作業でも結構面倒なもの、その点GmanXUなら
、好きなだけのフォルダを好きな位置に簡単に作れる
この時、フォルダ名も自動で作ってくれるので助かる。

とにかく、GmanXUではフォルダを操作する多くの機能が付いているので どんな機能が有るか操作して試して見る事を薦める。 他に見ない機能が幾つも見つかるはず。 GmanXUは、最初良くわからない物と言う印象を抱くかも知れないが、グループとフォルダの関係を理解して
様々な機能を試す事で、必ず使いこなす事が出来る様になるはず。
使い方をマスターすれば、100万枚でも数百万枚でも納得した管理が出来る様になる。
ファイル名で検索かけたり、データベース作ったりしないでも簡単に画像が見つかり、
思い通りの処理が出来る様になる。

画像管理を諦めた方、収拾が付かなくなった方、理想の管理を考えている方は是非トライして見る事を薦める。






















『 GmanXの操作方法 』は下記をご参照下さい。

       ★ 『GmanX操作リファレンス』

       ★ 『GmanXのマニュアル』

       ★ 『GmanXのマニュアル(PDF版)』





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