GX画像ソード(GxSort)の使い方

   GX画像ソートの使い方   



   画像を並び換えたり、フォルダの順番を並び替えて、スライドショーをする順番などを自由に変える事が出来るのが「GxSort」です。GmanSortでは、ファイル名を変更して順番を変えていたのが、GxSortではファイル名、画像名はそのまま順番だけを簡単に変える事が出来ます。またGXシリーズではフォルダの順番も変えられるので、フォルダ移動のスライドショーでは移動するフォルダの順番も自由に変更出来ます。
GxSortでは、スライドショーで表示したくない画像を無効設定する事が出来ます。
これらの、GxSortの楽しい使い方をここでは紹介しています。

尚、「GmanX」をインストールして無い場合は ダウンロード のコーナーから先にダウンロードしてからお読み下さい。

GxSortはGmanXに一緒に同梱されています。GmanXがインストールされていなければ、GxSortは使用出来ません。(GmanXを使用しない場合でもGmanXをインストールしておいて下さい。)




(1) GxSort起動

GxSortの起動方法には、いく通りか有りますので紹介しますが好きな方法でで起動させて下さい。勿論GxSorをインストールして有る事が前提です。

(注意)GxSortはGmanXがインストールしてなければ使用出来ません。GmanXを使用しない場合でもバージョンは関係無しにGmanXを1度インストールして下さい、共有データを使用する為に必要です。フォルダのソート等はGmanX用です。

★ 先に複数の画像(JPG)の有るフォルダを用意して下さい。
10枚以上JPG画像が有るフォルダを作りましよう、My Documents\マイピクチャーでも良いが、出来れば他のルート位置に任意のフォルダを1個作って画像を格納(コピー)して下さい。例として『 C:\PhotoRoom\ 』に作成したとして説明します。ここで格納されている任意の1枚のファイル名を「DSC00101.JPG」とします。

用意が出来たら下記の何れかで起動させます。

@ Windowsの「スタート」ボタンから「プログラム」-「Tecprojp」-「Gxsort」をクリックして起動させます。
初めて「GxSort」を起動した場合、画像を指定するように指摘されますので、前述の画像を格納してあるフォルダを指定します。

A Windowsの「スタート」ボタンから「ファイル名を指定して実行」をクリックして。
  C:\Program Files\Tecprojp\GxSort.exe "C:\PhotoRoom\DSC00101.JPG" と入力して実行します。(間にスペース1個忘れずに、インストールがC:\で有る場合)

B GxviewからGxSortを起動する。
Gxviewをインストールしてあれば、JPG画像のファイルをエクスプローラなどから簡単に起動出来ます。
画像ファイルをマウスの右ボタンでクリックするとコンテキストメニューが表示されます。そこから「Gxview」の項目をクリックするだけでその画像をGxviewで表示出来ます。
Gxviewで画像が表示出来たら、Gxviewの画像をマウスの右ボタンでクリックすると、前述と同じ様なメニューが表示されます、そのメニューの最初に有る「ツール」-「GxSort」をクリックすると、その画像のフォルダでGxSortが起動します。

C GmanXからGxSortを起動する。
GmanXを起動してGmanXのSubBoxを選択してマウスの右ボタンでクリックすると、前述と同じ様なメニューが表示されます、そのメニューの最初に有る「Gx画像一覧表示」をクリックすると、その選択フォルダでGxSortが起動します。フォルダを選択してない場合はMainBoxのフォルダに「GmanDir」が有る場合はMainBoxのフォルダの下でフォルダの順番を変えるモードでGxSortが起動します。 GmanXの操作方法はGmanXの解説を参照して下さい。

D エクスプローラ等で画像ファイルをドラッグして、GxSortのショートカットか、GxSort.exeのファイル上にドロップする事で起動出来ます
パソコンに詳しい方は、何らかの方法で画像をGxSort.exeに送って起動させて下さい。

◆ 2度目の起動からは、画像の指定なしでも「GxSort」を起動させるだけで前回の画像フォルダで起動されます。




(2) 1枚画像の移動(並びを変える)

GxSortを使うと、画像を並び換える事で、スライドショー、での順番を思い通りに変える事が出来ます。Gxviewなどでは、取り扱う順番が変更されます。
GmanSortではファイル名を変更して並びを変えていたのが、GxSortではファイル名、画像名はそのままで、並びのみを自由に変更する事が出来ます。

◆ ドラッグ・ドロップで1画像の移動
任意のサムネール画像の上でマウスの左ボタンを押すと(押したまま、離さない)サムネール画像が反転して、マウスカーソルが変わります。 マウスの左ボタンを押したまま状態で、マウスを任意のサムネール画像位置に移してボタンを離します。 離した位置に反転した画像が移動したのが確認出来ます。

◆ ドラッグ・ドロップで1画像の交換
任意のサムネール画像の上でキーボードの[Shift]キーを押しながらマウスの左ボタンを押すと(押したまま、離さない)サムネール画像が反転して、マウスカーソルが変わります。 キーボードの[Shift]キーとマウスの左ボタンを押したまま状態で、マウスを任意のサムネール画像位置に移してボタンを離します。 離した位置の画像と反転した画像が交換されたのが確認出来ます。

※ この様に、マウスのボタンを押し下げたまま、マウスを移動させる事をドラッグすると言います、任意の位置でマウスのボタンを離す事をドロップすると言います。ドラッグして任意の位置でドロップする一連の操作を「ドラッグ・ドロップ」処理 と言います。これはWindowsアプリケーションで共通の操作です。




(3) 画像の選択

GxSortで処理する為に、複数の画像を選択する事が出来ます、通常サムネールが反転している画像が選択されています。

任意のサムネール画像の上でマウスの右ボタンをクリックします、そのサムネール画像が反転して選択されます。この時、左のツールボックスの□の枠の中に[ 1 ]の数字が表記され、1枚選択された事を示しています。

次に、他のサムネール画像の上でマウスの右ボタンを、もう一度クリックします、これで、最初に選択された位置から、次にクリックした位置までのサムネール画像が全て反転して選択されます。この時、左のツールボックスの□の枠の中に選択された枚数が表記され、反転されたサムネール画像が選択された事を示しています。

選択がを解除するには、任意のサムネール画像位置でマウスの左ボタンをクリックします、反転が消えたら解除されます。




(4) 複数画像の移動(並びを変える)

◆ ドラッグ・ドロップで複数画像の移動
画像を選択している時(サムネール画像が反転してる状態)に、選択中の反転部分の上でマウスの左ボタンを押すと(押したまま、離さない)マウスカーソルが変わります、そのままマウスを移動させて任意のサムネール画像位置でボタンを離します。
この様にドラック・ドロップする事で、選択されている複数の画像を任意の位置に移動する事が出来ます。

◆ ソートボタンによる画像の並び換え
画面左側のツールボタンによる並び換えが出来ます。各ボタンは次の処理がされます。
[Name]  画像名の順番に並び換えます。
[Date]  画像ファイルの日付順に並び換えます。(時間秒まで認知)
[Size]  画像の大きさの順に並び換えます。(オプションで、たて、横、面積、ファイルサイズ別が有る)
[ExSort] 現在の並びを逆に並び換えます。
この並び換えは、選択している場合は選択内のみをならびかえしますが、選択していない場合は、全体を並び換えます。
ボタン以外にメニューによる並び換えも有ります。




(5) 画像名とファイル名

GXシリーズでは、JPGの画像ファイルには「画像名」を付ける事が出来ます。通常ではファイル名の拡張子を取った部分

ファイル名「DSC00012.jpg」→画像名「DSC00012」

に初期画像名が付けられます。この画像名は何時でも簡単に変更出来ます、変更してもファイル名に影響を与えません。

ここで設定された画像名はGXシリーズ全てで利用されます。
  (※、GmanXの処理ではファイル名で処理されます)
GxSortで画像名の変更は、サムネール画像の下の画像名部分をマウスの中央ボタンでクリックします。 画像名変更ダイアログが表示されますから、そこに好きな画像名を入れると変更出来ます。ファイル名と違いますので、重複する画像名でもかまいません。

尚、全体に順番を付けて画像名を付ける場合は「Rename」ボタンをクリックします。この場合は選択部分のみの変更も出来ます。
ソートボタンを使ってソートした後や、ドラッグドロップで並びを変えた後に「Rename」ボタンをクリックして全体の画像名を変更する方法も有ります。




(6) 画像の有効と無効

GmanSortでは、不要の画像を削除したり、別のフォルダへ移したりして区別していましたが、GXシリーズでは不要の画像は無効にする事でGxSortやGxview、Grpeexで表示されなくする事が出来ます。
この様にする事で、間違って削除してしまう心配もないし、後で何らかの理由で探したい場合に、何処え行ったか解らないという心配も有りません。 有効にするのも簡単です。

◆ 無効にするには
無効にするには、画像を選んで選択して、1枚の場合は直接ドラック・ドロップしてツールボックスのゴミ箱(選択かドラック開始でツールボックスの下へ表示される)へ移動させる事で無効にする事が出来ます。
ポップアップメニューで「画像の削除」でも無効に出来ます。メニューの「Fileの削除」を実行すると、有効に戻す事が出来ませんから注意して下さい。 無効画像が含まれている場合は、次項の有効にする処理で反対へ移動する事で削除する事が出来ます。

◆ 有効に戻すには
無効にした画像は簡単に有効に戻す事が出来ます。ポップアップメニューの「編集」-「SubWindows表示」をクリックします。
これで、ウインドウは分割されてツールボックスの左側に新たな削除ウインドウが表示されます。無効画像が無い場合は開けません。
左側が無効ウインドウ、右側が有効ウインドウです、ここで任意の方向へドラッグドロップする事で無効にしたに、有効に戻したりする事が出来ます。 サムネール画像を選択してツールボックスの[←][→]ボタンで移動させることも出来ます。[Close]ボタンを押すとサブウィンドウは閉じます。
有効にする場合は表示位置へドロップ出来ますが、無効の場合は位置の指定は出来ません。




(7) GxSorで使えるモード

GxSortには次の4つのモードが有ります。

  @ 画像モード
 通常の画像の並びを変える一般的なモードです。一般には画像を含むホルダを開きますが、開く時はフォルダ内の任意のJPG画像を指定します。

  A 画像リストモード(GXList)
 GX画像リストの並びをかえるモードです。GxSortでは、全く別のフォルダに有る画像を一つのフォルダに有るかの様なリストを作る事が出来ます。この場合のフォルダの数に制限が無い為に、色々な位置に保存されている画像を任意に集めたリストが使えます。 この様に分類されたリストを一つのフォルダ内に有る様にGxSortでは扱えます。

Gx画像Listは、GxSortで作成出来ます。
作成方法は、最初にリストにに加えたい画像を選択します。次にポップアップメニュー(サムネールで無い部分でマウスの右ボタンをクリックで表示されるメニュー)で「ファイル」-「新規リスト作成」をクリックします。最初にリストに含む画像を選択で、その画像を含むリストが作成されます。

ここで作成されたリストは、ポップアップメニューで「ファイル」-「リストを開く」-「GXリスト開く」クリックで開く事が出来ます。
GXリストは「GxRunPro」でリストのグルプ化が出来ます。グループ化した場合、GmanXで表示される様になります。 Gxviewでは通常のフォルダ感覚でリストを閲覧したり、スライドショーをしたりする事が出来ます。

GXリストに画像を追加するには、GxSortではOLEドラッグドロップで他のアプリケーションから追加出来ます。
GxRunProでも同様にOLEドラッグドロップで他のアプリケーションから追加出来ます。
GmanXでは、追加したい画像か見つかった場合に随時、追加したいリストへ画像を追加できます。

  B フォルダモード
 フォルダモードは、画像の入っているフォルダ群を開きます。開く場合はフォルダ群が含まれている「GmanDir」を指定します。GxSortではフォルダ内に含まれている任意の画像でサムネールが作成されます。一般にはタイトル画像を指定すると良いでしょう。
フォルダモードの操作は、画像モードでファイル名と画像名が使われるのに対して、フォルダ名とGmanBox名(フォルダに付けられる名前)が使われます。操作処理などは、画像モードと同じ感覚で扱えます。

  C フォルダリストモード(GmanList)
 Gx画像Listと同じ感覚でフォルダでもリストが作成出来ます。
作成方法はGx画像Listの場合と同じ様に作成出来ます。画像のリストかフォルダのリストの違いが有るだけです。 様々な位置に有るフォルダを一箇所に集めた様な感じで利用できます。

ここで作成されたリストは、ポップアップメニューで「ファイル」-「リストを開く」-「Gmanリスト開く」クリックで開く事が出来ます。
GmanリストはGmanXで通常のフォルダと同じ感覚で扱えます。 Gxviewでは通常のフォルダ感覚でリストを閲覧したり、スライドショーをしたりする事が出来ます。




(8) 画像の比較

画像モードか画像リストモードの時に、サムネール下の画像名をマウスの左ボタンでクリックする事と、2枚の画像データを比較します。この時ツールボックスに表示された[比較]ボタンをクリックすると2枚の画像を別のウインドウで並べて表示する事が出来ます。
並べて表示した場合に画面に表示されない部分は、画像をドラック(マウスの右ボタンを押し下げながら移動させる)する事で画像を動かす事が出来ます。 この場合、キーボードの[Shift]ボタンを押し下げながら、マウスでドラッグすると、2枚の並んだ画像を一緒に動かす事が出来ます。
似た画像を比較する場合等に便利な機能です。




(9) スライドショー

[Slidsyo]ボタンをクリックする事でスライドショーを実行する事が出来ます。この場合、画像選択している場合は、選択中の画像で、選択していない場合は全ての画像でスライドショーを実行します。

ツールボックスの選択数が表示される□の枠をクリックする事で簡易スライドショーを実行する事も出来ます。この場合、左ボタンクリックと右ボタンクリックでスライドショーの速度が変わります。




(10) OLE 画像の追加とリストの変更

他のアプリケーションからOLEドラックドロップで画像を追加する事が出来ます、追加したい位置にドロップする事で、その位置に画像を追加する事が出来ます。追加は元の位置からコピーされます
Gx画像リストへも追加できます。

OLEドラックドロップで画像を[GXキャラクタ](終了)ボタン上にドロップした場合は、その画像でGxSortを開きなおします。




(11) サムネールの更新

サムネール画像は常時更新されるわけでは有りません、この為に何らかの原因でサムネールが壊れたり、違う画像のサムネールになる事が有ります、明らかに違う場合や壊れたサムネールやサムネール画像がシアンブルーに変わっている場合などはポップアップメニューの「編集」-「サムネールの更新」を実行してください。

フォルダモードの場合表示されるサムネール画像は明示的に変更しない限り変更されません、この為、フォルダ内にサムネール画像が無くなってもサムネールは変更されません、不適当なサムネール画像の場合は明示的に変更して下さい。




(12) 画像名一覧

ポップアップメニューの「ツール」-「ファイル名一覧」をクリックすると、現在表示されている画像リストの一覧がテキスト表示されます、ここには、画像のサイズ、ファイル名と画像名、ファイルサイズ等の情報が表示されます。

Windowsのメモ帳を使って表示されます。




(13) ファイルリストを開く

現在処理しているリストを変更する事が出来ます、現在のモードに関係無く、別のリスト、モードを開く事が出来ます。






『 GXシリーズのダウンロードの頁 』をご利用下さい。

『 GXシリーズの解説 』は下記をご参照下さい。

   ★ GmanXって何?
   ★ はじめてのGmanX基礎解説
   ★ GmanX操作リファレンス
   ★ GmanXのマニュアル』
   ☆ GmanXのマニュアル(PDF版)
   ☆ GxSortのマニュアル(PDF版)
   ☆ Gxviewのマニュアル(PDF版)




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